ベリィ(17) 　（ベリィ・ヴァンブライト）

人間／盗賊／万能型／私／貴方／女性口調

所持スキル：銃

 紅い瞳を持って生まれ、災いを呼ぶ子供として周囲から恐れられて育った。とある事件により悪魔に操られた状態の両親から殺されかける。自己防衛で両親を殺し、半狂乱のまま自らの眼も切り刻んだ。目の傷は消えたものの視力までは回復せず、その日以来ベリィに見える世界は白と黒、そして大嫌いな赤の３色のみで成り立っている。事件の夜が激しい雷雨だったために雷がトラウマ。「自分と一緒にいる人間は不幸になる」と思い込んでいるため他人と距離を置きがちだが、パーティと過ごす時間が長くなるにつれ少しずつ心を開くようになる。

ジェイド(15)　（ジェイド・クレストラ）

人間と竜族のハーフ／マスコット時々盗賊時々戦士／勇将型／俺／君、あんた／子供口調

所持スキル：炎、体術

メインパーティのティスナとヒサギの息子。平和そのものの竜族の谷に痺れを切らしたタイミングと反抗期が重なり、見聞を広めてくるという名目で冒険者に。エドガーとは師弟のような兄弟のような関係で日々手合わせしており、厳しい鍛錬に毎日ぶーぶー言っているが、いつかエドガーに「相棒」と呼んでもらうためになんだかんだで努力している。人懐っこい性格で、無表情なベリィをいつか絶対笑わせてやるとちょっかいをかけ続けているものの連敗中（片想い）。父親譲りの硬い髪質と中途半端な竜の血がコンプレックス。構ってくれる人とイチゴとおっぱいが好き。

エドガー（25）

ホワイトタイガーの獣人／戦士／豪傑型／俺／お前／粗野口調

所持スキル：体術

エトランザ郵便局の花壇係。粗野で喧嘩っ早いが大のお花好き。ジェイド＆リヒャルトと行動を共にすることが多いためツッコミ役に回りがちで、女子組からは「いつも騒がしい三人」と思われている。何もなければ静かな男。拳、蹴り、武器もそこそこいける戦闘のエキスパート。……のつもりだったが、とある街で出会ったヴァンパイアロードと戦って負けた際に「汚れの核」を植え付けられてしまい（シナリオ「ジェーンとニンニクと不死の女王と」）、悔しさをバネに更なる強さを求めて今日も鍛錬に励んでいる。

ラズ（７）

ホワイトタイガーの獣人／魔術師／標準型／僕／あなた／丁寧口調

所持スキル：氷魔術

エドガーの弟。左右違う目の色を珍しがられ、生まれてすぐに人間（趣味の悪い貴族）に捕まりペットとして飼われてきた。脱走しようとしたお仕置きに火傷させられる、爪を全て抜かれるなどの酷い仕打ちを受けてきたため人間不信で特に貴族を怖がるが（また捕まる可能性を考えて滅多に虎の姿にもならない）、その両方を合わせ持つリヒャルトが良くも悪くも元飼い主の貴族と違いすぎるので最近はだんだんと人間に対する敵対心も薄れてきた模様。兄と仲良くなりたいと思っているが、引っ込み思案な性格と離れていた空白の期間が邪魔をしてなかなかうまくいかない。

リヒャルト（23）（リヒャルト・フェルゼンシュタイン）

人間／リーダー、聖職者／標準型／僕／君／男性口調

所持スキル：長剣、法術

スーパーポジティブナルシストリーダー。お人好しな性格が災いし、聖地巡礼の旅の途中で詐欺に遭い無一文になる。日々真面目に鍛錬をしているものの、ドジっ子属性が災いして戦闘では役に立たないことが多い。コケない日はなく、三日に一回は落とし穴にハマる。故郷に帰る為の資金調達目的で始めた冒険者だったが、パーティメンバーと今の生活が気に入ってしまい未だ家に戻らずにいる。得意料理は奈々月から教わった肉じゃが。役職を決める際に積極的に立候補し、全員一致で「まぁ（誰でも）いいか」となっただけのお飾リーダー。 いいとこのお坊ちゃんだが実は家族と仲が悪い。

奈々月（ななつき）（享年10）

人間→幽霊／会計係／知将型／私／あなた／子供口調

所持スキル：番傘、甘味

メインパーティの雪嶺藤波兄弟の末の妹。雪嶺が若年化した時に他界（寿命を吸い取られる魔術をかけられた際、大人だった雪嶺は子供になるまでで済んだが、子供だった奈々月は生命力をすべて持っていかれてしまった）。霊体のままふらふらとしているところを死霊術師のノクターンに拾われた。足はあるが身体は冷たい。現在の身体はすぐ消えてしまってもおかしくないような状態だが、ノクターンから定期的に傀儡術を施されることでこの世に留ることが出来ている。「私が殺してしまう心配がない」という理由でベリィの隣にいることを許されていたが、後に親友と呼べる間柄になる。

ノクターン（？？？）

？？？／参謀／策士型／儂／お主／老人口調

所持スキル：大鎌、死霊術

本名は不明。種族も不明。何年生きているのか、そもそも生きているのか死んでいるのか本人すらも分からない、郵便局裏の墓守。パーティメンバーのことは見ていて飽きない若者たちと思っているようで、日々繰り広げられるバカ騒ぎをニコニコと見守る傍ら、その裏で気まぐれでヒトを殺めたりしている。趣味はお洒落とご当地ストラップ集め。愛用の大鎌をデコっている。真っ黒ローブの下はリボンだったりかぼちゃパンツだったり可愛い服を身に付けていることが多い。快楽殺人鬼クーポン付けてみたいという理由だけでサイコな性格にされてしまった、血を見るのが大好きなおじいちゃん。

ザクロ（23）（ザクロ・ノルヴェジオ）（本名：ヒューゴ・ノイ・クォーツ）

人間／聖職者／勇将型／俺／君／男性口調

所持スキル：槍、指輪

ベリィと同じ街の出身でリヒャルトの神学校時代の同級生。14歳の頃に悪魔に街を襲われ、そいつを一発殴りたくて祓魔師になった。宿題は人のを写して終わらせたいタイプだが、興味のあることについて学ぶことは妥協しないので頭は良い。仕事中の事故で身体の中に夢魔が棲みつき不死の肉体となっており、いつも悪夢にうなされている。どうせ不死なら目的の悪魔を殺すまで利用させてもらうつもりでそのままにしているが、悪魔堕ちしてしまうリスクも承知しているのでリヒャルトたちとパーティを組むのは断った。一緒に依頼を受けることもあるが仲間ではない、と一線引いた付き合いをしている。注射が怖い。