CW感想まとめ24


『舞台に捧げる情熱は』itsuka

舞台のお手伝い、と見て『劇団カンタペルメ』のようなシナリオを想像して臨んだのですが、あっ、あっ、そういう!? 六人限定なのもそういう!? 良い意味で裏切られたのでスクショは載せないでおきます。カードワースっていいなぁ~~~!!!!! を改めて噛み締めるシナリオでした。

『年末の冒険者達』YUNI様

 

冒険者たちがわいわいと年越しするのを眺められるシナリオ。毎年これを遊ぶと今年も一年が終わるな……という気持ちになります。仲間とお酒を飲んだりご馳走食べたり、会話がとっても可愛くて楽しい! 男性の遊び人口調、すごく良い感じにチャラ男で好きです。

 

EDがまた可愛いんですよねぇ。歌ったり騒いだり親父さんに怒られたり、いつものパーティメンバーだけでなく同じ宿の他の冒険者たちともこうやって交流してるんだな、というのが見られて嬉しかったです。

 

『黒猫の書物』額縁様

モノクロな店内と素敵なBGMに浸りながらネコチャンを愛でられるお店シナリオ。ねこちゃ~~~~!!!!!!  同作者様の『深淵図書館』の出張版だそうで、相変わらず綺麗なカード絵に心がウキウキしました。お会計が終わった時の台詞が好きです。そんなん言われたらいくらでも貢いじゃう。電話で猫ちゃん来てくれるって(興奮)!!


『ご来光を見に行こう』ハーバー様

流行りの本を読んだ主人公が仲間たちを引き連れてご来光を拝みに行く話。ハーバーさんのシナリオはいつもパーティメンバーの仲が良くてほんわかしますね。オチに笑いましたが、みんなで山登りしてご来光を浴びたというだけでなんか今年は良い事あるかもな! という気持ちになりました。六人で「山カレーうんまーーー!」ってなってるとこ想像したら和みました。最後の親父さんの言葉が沁みた……親父さんそういうとこ……。

 『うちの王子知りませんか』清風りちあ様

元冒険者というロマンスグレーのナイスミドル依頼人から頼まれて王子探し! 王子が一人で出掛けちゃったなんて大変だーと思ってたら王様まで普通に歩いてきて笑ってしまったw 平和な国だなぁ。メインの王子探しに加えあちこちで起こるサブイベントが楽しく、隅々までバザルトの街を堪能しました。ねこ可愛いよねこ。クスッときてしまう台詞回しやメッセージの文章が毎度のことながらお見事。冒険者たちの会話、街の人々との交流、探索+戦闘とお腹いっぱいになれるシナリオでした。


『金糸雀捕まえ墓荒らし』CWの樽様

 悪党に捕らえられた仲間を助けに行くぞ! 最初に遊べるルート+1周目クリアで解放されるルートを遊ぶことができ(スキップ機能が親切!)、あの時こんなことが起こっていたのか、という見えない部分がだんだんと明かされていくのが気持ち良かったです。

  そして背景+カード画像が作者さん自作なのが最高にお洒落~。亡国の王さん出てきたとき思わず「絵がうめぇ!!!!!」と口に出てしまいました。本当に隅から隅までジロジロ見てしまった、かっこいい……!!

  対象レベルが1~2ということで、駆け出しパーティならではの歯痒さや緊張感があり、その中でも大事な仲間を必ず救い出そうという絆も見え。途中関係性対応で殴られながらニヤニヤし。さっくりとした探索ながらも達成感と満足感モリモリのシナリオでした。

 

 余談ですが主人公を攫った悪党さんたちが顔から台詞から気持ち良いほどの悪党っぷりで、なんだかんだ私この人たち大好きだな……。あれは悪運が強いタイプ、あんなところで死ぬような人たちではない。これがテレビアニメとかだったら事あるごとに一行の前に現れてまたお前らかー!! ってやるやつであって欲しいし是非まためんどくせぇ遭遇の仕方をしたいなと思いました。