感想まとめ10


『町はずれの教会』ミマス様

10分くらいで終わるホラー風味さくっと教会探索。

教会内は簡単な地図付きで、アラすぐ終わっちゃった……と思いきやヘァァァ閉じ込められてる!! リアルに焦りました。

開かない、開かない、えっえっこれどうすれば、ってドア以外の方向の↑カード全部戦士に殴らせてしまったww 暴れん坊か。

作者さんが(1分で)描いたエネミーカードがまた夢に出てきそうな絵でw、続々と配布される混乱カードに冒険者もプレイヤーも大混乱でクリアしました。

 

『幽霊退治をしよう!』Eclipse様

子供冒険者一人を含むPT用探索シナリオ。NPCの少女と二人、幽霊が出るという噂の屋敷に乗り込んだら捕まっちゃって──!? というところから探索が始まるんですがそら捕まるよ不法侵入だわ。

屋敷の地下は牢屋やら怪しげな魔術書やら隠し階段やら血の痕やら不穏な空気で満たされていて、仲間たちが迎えに来てくれた時の安心感がすごかったです。神聖な攻撃をたくさん持っているに越したことはないのですが、冒頭で攻撃スキル2枚+魔法薬までもらえる親切仕様で有り難い! ちょっとスッキリしないラストだったんですがマルチエンディングだったりする……? 子供冒険者たちが見せられていたのは幻だった、ということ……?

 

『霞を食っては…』虻能丸様

Emotion Pointというちょっと特殊なシステムが採用された探索シナリオ。忘れ物を取りに行くだけの楽なお仕事のはずがだんだんと怪しくなってくる雲行き! ギャグシナリオということですごい気楽に貼り紙選んだんですが待ち受ける罠、罠、罠に冒険者たちのヤル気はそれはもう面白いように削がれていきました。罠は4つしか解除できなかったんですが、罠が発動した後も所持スキルによって回避できたりしたのが嬉しかったです。対象レベル1~10、レベルによってボスの強さが変わるっぽい? 駆け出しから英雄まで挑める親切仕様のハラハラドキドキシナリオでした。テレポートで移動した先にも罠ががががが!!

 

『さいごの歌に触れるなら』烏間鈴女様

お人好し一人用読み物。理不尽な死を迎えながらもただただ歌いたいという純粋な気持ちの歌姫が悲しくて、そしてそれを静かに送る冒険者が優しくて、うぁぁ……良かった……。BGMと烏間さんの文章がまた美しくて宿に帰ってきたあとも余韻に浸れる素敵なシナリオでした。

 

『オルルの森の薬屋番』カブ様

調合、探索、少しずつ集まっていく情報、受けるかどうかはPL次第の村人からの依頼など楽しいイベント盛り沢山のシナリオ。調合レシピ、竜想月さんのレア度別カード枠素材(?)の使い方がうまーい! ☆5が出た時思わず声が出てしまいました。嬉しいけど勿体なくて使えないやつ……!

 

『カラテオドリの謎』ハーバー様

日本人のプレイヤー目線ではもう見た瞬間から空手踊りにしか変換できないのですがなるほどそういう……!選んだ冒険者は特に学校に通っている設定はない魔術師だったのですが、授業に参加して調べ物をして……という学生らしい姿が新鮮でなんだか嬉しかったです。謎が解けた後に改めて貼り紙見るとフフッてなりました、思いっきり答え載ってたw

 

『誰そ彼の影法師』水雲様

初期設定画面から雰囲気のある背景と音楽に引き込まれました。ヴァリスの街の観光、たのしー! あれもこれも欲しくなってしまって大変でした。宿屋の部屋が同室とか別室とか、細やかな選択肢が嬉しい。一夜明けてウワー!? 何!? 昨日の観光が楽しかっただけに真っ黒シルエットになってしまった街の人々の姿に切ない……。夕焼け色の背景と静かなBGMがずっとずっと美しいんですが、その裏で「静かに侵食されていく」という時間制限との戦いでドキドキしながら調査を進めました。明かされていく真実とだんだん見えなくなっていく相方、からのラストへ。語彙力皆無で申し訳ないんですが、途中「エッッッッッモ!!!!!!!!!!!!!!!」ってお腹押さえてプレイ中断しちゃった……。前半は街シナ的な楽しさ、流れるように事件発生&謎解きへ、プレイ時間結構かかったはずなのにあっという間だったように感じるシナリオでした。